ところでholoholoさん。転職して成功する人と失敗する人がいると思うんですけど、何か違いがあるんですか? そうだね〜やっぱり側から見てると転職したら絶対に失敗するよ、この人は・・・。って人はいるね そういう人が転職すると失敗してしまうんですね? そうだね〜〜一概にそうとも言えない部分もあるけど・・・。その時の、その人の置かれた状況によっても変わってくるからね〜〜。では今回は成功する人としない人の違いについてお話ししましょう
転職理由を考えてみる
転職で成功するか、失敗するかの前に、まずどういう人がどういう理由で転職をするのかを考えてみましょう。ここをご覧になられている方は少なからずとも転職を考えている方だと思います。では、なぜ転職しようとお考えなのでしょうか?こちらでは厚生労働省発表の前職を辞めた理由を挙げましたが、私が転職をした時の理由を思いつく限り挙げてみます。
- 会社の歯車になりたくなかった
- 自分のやりたい事がしたい
- ちゃんとした会社で働きたい
- 営業スキルを身に付けたい
- 精神的にしんどかった
- 給料が思っていた以上に少なかった
- ちゃんとした会社だと思って入社したがデタラメな会社だった
- 休みが少なかった
- 収入を増やしたい
- 給料が営業結果に応じてという話だったが毎月同じ額だった。
- 今の仕事だけでなく違う仕事をしてスキルを上げたい
- 自分のやりたい仕事を思いっきりやりたい
- 大きな会社で働きたい
- 自分のスキルをもっと活かしたい
まだまだ出てきそうですが主なものはこんな感じです。いかがでしょうか?何かお気付きですか?まず語尾に注目してみてください。
「った」で終わるものと 「たい」で終わるものがあります。
そうです「った」で終わる理由は現状への不満、「たい」で終わる理由は叶えたい希望であることがわかります。ではこれが転職にどう影響してくるのかを考えてみましょう。
転職が成功する理由と失敗する理由?
では、次に私の9回の転職を成功、失敗に分類してみました、
やや成功、成功、成功、大成功、大失敗、大大失敗、失敗、大失敗、大大成功
成功5、失敗4 とまあこんな感じです。ほぼ半々ですね。この結果に先ほどの転職理由を重ねると・・・。転職が成功する理由と失敗する理由が見えてきました。
気持ち的に叶えたい希望が大きい時の転職は成功、現状への不満が大きな理由の時の転職は失敗という結果になりました。もちろん収入が少ない、だから沢山もらえる会社に行きたいといった具合に、現状への不満が叶えたい希望への原動力になっている場合もあります。要は転職時の最終的な気の持ち方だと思います。そして一番大切なのは、その最終的な気の持ち方から次の転職先の会社がイメージできるかどうかです。
私の過去9回の転職を振り返ると、成功だと感じている転職の場合はこういう事がしたくて、こういう会社に入りたいといった具合に希望が具体的な場合でした。ですので転職活動するにあたってイメージしたモノを基に会社を探す事ができました。
逆に失敗だったなと感じている転職の場合は転職先の会社のイメージが全くできず、何がしたいのかが全くわからなくなり、精神的にもしんどくなり、物凄く苦労したのを覚えています。以前にも書いた転職うつってやつです。
簡単に言いますと、今の会社に不満がある、仕事内容が嫌、休みが少ないから等、現実逃避型の転職は失敗する確率が高く、一方、営業スキルを身に付けたい、自分のやりたい仕事を思いっきりやりたい等、希望実現型の転職は成功する確率が高いと思っていいと思います。
転職理由を考えたときにパッと頭の中に出てきたあなたの転職理由は
「たい」でしょうか?「った」でしょうか?。
よーく考えてみてください。